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全石連50周年

1953年に創設された全石連(全国石油商業組合連合会・全国石油業協同組合連合会)1953年に社団法人に改組された全国石油協会は、50周年を迎えた。(全石商は1963年に発足)

 石油販売業界の全国組織は戦前から存在していたが、戦中の統制時代に消滅した。戦後の復興期を迎え、中小企業団体法の施行などを受けて全国組織の機運が盛り上がり、その時すでに32の都道府県で設立されていた石油組合の連合組織が誕生した。任意団体だった石油協会も全石協の創立に合わせ、社団法人として衣替えをし本格的な活動を展開していった。全石商の誕生は混乱する市場対策としての調整規程の獲得を目的にしたものだったが、その後、指導事業の幅を広げ、全石商・全石協による”二輪体制”が機能している。

 全石連は組合員の商権擁護にとどまらず、国民生活に欠くことの出来ない石油製品の安定供給への努力。ガソリンスタンドから様々なサービスの付加を行うサービスステーションへの変身をサポートするなど、活動の幅を拡大していった。業界団体として高い組織率と行動力を誇っており、中小企業団体としての実力が養われている。

 近年、規制緩和によって業界環境が激変しているが、経営高度化事業などの新しい支援制度を獲得したほか、社会貢献活動を提唱し、新しい組織活動に道筋をつけるなど、時代に対応した事業によって組合員の負託に応えてきた。